WHAT : The Oregon Wines オレゴンは世界でも有数の良質ワイン生産地として知られているのは、ご存知でしょうか？2021年にはNapaに次いでアメリカでは2番目にEU諸国より表示保護地区として認定を受けたのも話題になりました。職人気質のワインづくりが1970年代からずっと受け継がれ、小規模ながら世界レベルのワインを作り続ける生産地としてワイン文化の先輩であるフランス、イタリアを始め諸外国からも注目されている生産地区なんです。まだまだ日本人には馴染みのないオレゴンワインですが、選りすぐりのオレゴンワインをご紹介してまいります。アメリカ国内はもとより日本にお住まいのワイン愛好家の皆様にも、オレゴンワインの素晴らしさをお届け致します。 WHICH : Red? White? Variety? Region?…
Oregon Wines and Beyond! 『テイスティングルームのかしこまった雰囲気や英語でワインの説明を聞くとなると、なんとも敷居が高いな』と感じられる方も多いのではないでしょうか？『ワインのお作法や知識がないとダメなのでは？』など直接ワイナリーでワインを楽しむにはハードルが高くてと諦めている方はいらっしゃいませんか？ 『オレゴンワインってすごいって聞いたけど、どこの何がそんなにすごいのか知りたい！』『ワインを普段からそんなに飲まないけれど、オレゴンにいるからには一度は体験したい！』『ワインの知識はあるけれど、そもそもワイナリーの数が多すぎてどこへ行けばいいかわからない！』そんなお悩みも大歓迎です。私のオレゴンワインへの愛と情熱、そして元通訳という経歴を持って熱く（！？）楽しいオレゴンワイナリーツアーを日英両語にてご案内します。 Oregon Wine Memories オレゴンには23もの指定ワイン生産地区があります。中でもウィラメットバレーは世界レベルの高品質なPinot Noirの名産地でも有名です。同じ品種のワインでも作られた地域によって香りや味の特徴が違うのもテイスティングの楽しみの一つですね。各地区によって特徴のあるワインづくりや品種、地元ならではのワインの楽しみ方などご案内いたします。葡萄畑広がる素晴らしい景観とワイン、思い出に残るテイスティングツアーはいかがですか？日本人で初めて「オレゴンワインエキスパート資格認定」を受けた私が思い出に残るワイナリー体験のお手伝いをいたします。 Are…
IPNC 2024 - インターナショナル ピノ・ノアール セレブレーション オレゴンのピノ・ノアールの素晴らしさにすっかり魅せられて早10数年、ずっと憧れていた歴史的なイベントIPNC (International Pinot Noir Celebration)に参加してきました。1987年に始まり、オレゴンのピノ・ノアールをはじめ、ワイン生産では大先輩に当たるフランスの老舗ブランドも自慢のワインを持って参加する大イベントです。中でも珍しいワインを飲むことができるとあって、沢山のお客さんで週末３日間に及ぶ文字通り「大騒ぎのお祭り」です。沢山の逸話を残し、毎年参加者から大反響のあるイベント。初めての参加に心が躍りました。開催会場に泊まり込みで挑んだ私の役割は、お客様のテーブルをいくつも担当しワインを注ぐのが仕事です。Maitre d’、テーブルサービス・キャプテンの皆さんは全員ワインプロフェッショナル、現役でミシェラン５つ星のレストランなどで活躍する著名なサービスプロフェッショナルです。沢山のプロに囲まれ、どこを見渡しても日本人は私一人。他にアジア人はいるかしら？キョロキョロする私に中国出身のJiさんが声をかけてくださいました。もう過去に何度もIPNCに参加し経験豊かなベテランサーバーです。 世界中から集まるピノ・ノアール愛飲家たち 私の担当したテーブルのお客様も国際色豊かでした。このイベントのためだけに上海から、シンガポールから、オーストラリアから、そしてNYCからと、沢山のワイン愛飲家の方々とおしゃべりやワイン談義に花が咲きます。…
初めてのテイスティングイベント 2024年7月12日金曜日、ポートランド・ダウンタウンにて初めてのテイスティングイベントを開催しました。ポートランド在日本領事館総領事をはじめ、ご参加くださった皆様、本当にありがとうございました。 『オレゴン・ワインの魅力』と題して今話題のブティックワイナリー2社の赤ワイン、白ワイン、ロゼワイン、そしてスパークリングワインなど、試飲を楽しみながら世界的に有名になったオレゴンのピノノアールの話や、産地としての魅力、職人魂・作り手のこだわりなどお話しさせて頂きました。 参加者の中にはお酒を召し上がられない方々もおられましたが、「日本にいるワイン好きな家族に教えてあげたい！」とおっしゃって頂き、皆さんが楽しくオレゴンワインの素晴らしさを体験いただく事ができて、私も本当に嬉しく思っております。 The very first HappyHappyWine tasting event In July…
Spring has come to PDX! ポートランドに待ちに待った春がやってきました。ダウンタウンの桜の並木道は、桜の開花と共に沢山の人出で賑わっていました。ブランケットを引いてピクニックを楽しむカップルや、思いおもいのスタイルとコスチュームで写真撮影をしているグループ。ん？なぜかハロウィーンのような着ぐるみをきている不思議な出立ちの人たちも。ちょうどこの頃、ワイン業界は昨年度2023年ヴィンテージの白ワインやロゼワインをリリースするタイミングです。街もワインの産地も浮き足立ってきました。 PDX PDXとはポートランド国際空港の空港コードですが、カジュアルに街中でもあちらこちらで使われています。日本の成田空港はNRT、羽田空港はHNDですね。 2024年3月19日撮影
My Happy Place 皆さんは「ここに来ると途端に気分が上がり、嫌なことやストレスフルな1日もすっかり忘れてしまう！」という場所をお持ちではありませんか？燦々と輝く太陽も、メソメソ降る雨やどんよりと分厚い雲が覆い被さる空の時も、四季折々の色と空気の香りが素晴らしい葡萄畑。私にとって特別な場所、それは大好きなワイナリーの葡萄畑です。オレゴン富士と呼ばれるMt. Hoodをバックドロップに、いつ見ても感動するとっておきの場所です。 世界に誇るワールドクラスのワインを作るOregon。その源になる畑やワインを作る職人（アーティスト）達。一体どのぐらいあるのでしょうか？オレゴン州に点在するワイナリーの数は約1000件。その中には葡萄畑は持っていないけれど 様々な栽培者から葡萄を調達して思い思いのワインを作る『ワインメーカー達』も含まれています。そして更にはワイン用の葡萄を栽培する畑が1400件。『葡萄栽培専門』のVineyard達です。ワイン作りはしないまでも、良質な葡萄にこだわる『葡萄職人』といったところでしょうか。この匠気質とワインの品質がまさにオレゴンワインの評判の原点です。 Discovering the Hidden Gems of Oregon…